冬の体調管理に|喉・冷え・乾燥に使われてきたハーブ

AROMA

1月に入ると、
まわりから風邪やインフルエンザの話を聞くことが増えてきます。

大きな不調はなくても、
喉が乾きやすい、体が冷えやすい、疲れが抜けにくい。
そんな小さな変化を感じている人も多い時期です。

この記事では、冬に喉・冷え・乾燥を感じやすい季節に、
日常のセルフケアとして取り入れやすいハーブの使い方
をご紹介します。

メディカルハーブやメディカルアロマは、
病気を「治す」ためのものというより、
体調が大きく崩れる前に、そっと支える知恵として使われてきました。

今回は、冬のケアで代表的とされてきた植物の中から、
暮らしに無理なく取り入れやすい3つを選んでご紹介します。


冬のケアに使われてきた、3つのハーブ

ローズマリー|冬の巡りと気分を整えるハーブ

ローズマリーは、メディカルハーブ・メディカルアロマの両方で広く知られる植物です。
寒い季節に滞りやすい巡りを整え、呼吸や頭をすっきりさせる目的で使われてきました。

香りを軽く取り入れることで、

  • 呼吸が深くなる

  • 気分が切り替わる

と感じる人も多く、冬の朝や日中のケアに向いています。

ローズマリーのハーブティー

(巡り・気分の切り替えに)

材料(1杯分)
・乾燥ローズマリー 小さじ1/2
※フレッシュの場合は枝5cm程度
・熱湯 200ml

作り方

  1. カップまたはティーポットにローズマリーを入れる

  2. 熱湯を注ぎ、フタをする

  3. 3〜5分蒸らし、茶こしでこして飲む

※ 香りが強いため、薄めが基本です。1日1杯程度で十分でしょう。

冬のコンディション全体を穏やかに整えたいときは、
ネトルを少量プラスすると、刺激が和らぎ、続けやすいブレンドになります。
喉の乾燥が気になる場合は、はちみつを少し添えるのもおすすめです。


タイム|喉や呼吸が気になる季節に

タイムは、古くから喉や呼吸に関わるケアで重宝されてきたハーブです。
寒さと乾燥が重なる冬、体の内側が冷えてこわばるような感覚があるときに選ばれてきました。

ハーブティーとして取り入れると、
冬の空気で疲れやすい喉をやさしくいたわる助けになります。

タイムのハーブティー

(喉・呼吸が気になるときに)

材料(1杯分)
・乾燥タイム 小さじ1
・熱湯 200ml

作り方

  1. カップにタイムを入れる

  2. 熱湯を注ぎ、フタをする

  3. 5分蒸らして、こして飲む

※ 喉が気になる日は、就寝前にも向いています。

刺激を感じやすい場合は、
リコリス(甘草)を少量加えると、飲みやすくなります。
また、空気の乾燥が気になる季節には、
マロウを少し添えることで、喉へのあたりがより穏やかになります。


セージ|乾燥しやすい冬の口・喉ケアに

セージは、口や喉のケアを目的に使われてきた歴史のあるハーブです。
乾燥しやすい冬、粘膜が弱りやすい時期に取り入れやすい植物のひとつです。

ハーブティーとして飲むほか、
香りを軽く感じるだけでも、冬の不快感を和らげる助けになります。

セージのハーブティー

(乾燥しやすい季節のケアに)

材料(1杯分)
・乾燥セージ 小さじ1/2
・熱湯 200ml

作り方

  1. カップにセージを入れる

  2. 熱湯を注ぎ、フタをする

  3. 3〜5分蒸らし、こして飲む

※ 香りが強いため、毎日続けず、必要なときだけ取り入れます。

乾燥が気になる日は、
ネトルを少量合わせることで、刺激を抑えながら全体のバランスがとりやすくなります。
セージは主役にせず、添える程度がちょうどよい使い方です。

体調を崩しやすい時期には、
エキナセアをプラスすると、冬の予防ケア向きのブレンドになります。

※ ヨーロッパでは、エキナセアは冬を通して、風邪などの予防目的で日常的に使われてきました。


まとめ|冬のセルフケアは、少なく、静かに

この時期のケアで大切なのは、
たくさん使わないこと、無理をしないことです。

  • 一日一杯のハーブティー

  • 香りは短時間、控えめに

  • 体調がよい日にこそ取り入れる

それだけで十分でしょう。

メディカルハーブやメディカルアロマは、
何かを「効かせる」ためのものではなく、
自分の体の状態に気づくための手がかりでもあります。

植物をひとつ、暮らしに添える。
呼吸や体の感覚を、ほんの少し取り戻す。

そんな小さな積み重ねが、
冬を大きく崩さずに過ごす力につながっていきます。

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